新刊書『開かれた移民社会へ』に共催イベント〈座談会〉が掲載されました

 宮島喬・藤巻秀樹・石原進・鈴木江理子(編)『開かれた移民社会へ(別冊 環24)』(藤原書店)が2019年4月に出版されました。このテーマに関わる多様な論者が多角的に日本の現状を論じています。

20190530-1本書の156-195頁に「〈座談会〉日本につながった私たちの今――十代、二十代を駆け抜けて」が掲載されています。これは、2018年10月に明治学院大学で開催された『理解を深める講座』の内容を収録したものです。この講座は、文化庁委託事業として、社会福祉法人 さぽうと21が主催し、明治学院大学「内なる国際化プロジェクト」が共催したものです。

それぞれ異なる背景をもち、日本社会で10代、20代を経験した、温又柔さん(小説家)、高部心成さん(フォトグラファー)、谷川ハウさん(映像制作会社マネージャー)、宮ヶ迫ナンシー理沙さん(世界の音楽を日本に紹介する仕事)が登壇し、多様な経験が語られます。その語りが交差するなかで、多くの気づきを与えていただきました。その座談会の豊かな語りの現場が活字で再現されています。後半部では、それぞれ異なる背景をもち日本に暮らす3人の高校生がこの4人に鋭い質問を投げかけます。それに4人が応答し、助言するやりとりがどんどん深いところへと聴衆(読者)を導きます。

皆さんぜひ、手にとって読んでみてください。

(野沢慎司・社会学部教員)

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昨年の座談会の様子