合気道教室が始まりました

社会福祉法人さぽうと21の学習支援室に通っている児童・生徒のみなさんを対象とした合気道教室が,4月9日(土)より始まりました。記念すべき第1回の教室は,明治学院大学体育会合気道部が稽古を行っている道場の片隅をお借りし,合気道部OBの土岐さんの指導により行われました。

土岐さんは学生時代には合気道部の主将として後輩の指導を行い,現在は合気道錬身会四段で審査員資格も有する方です。今回はボランティアで指導を行ってくださいました。

初めての稽古ということで,今回は「構え」「正座法」「礼法」そして6種類ある基本動作のうちのひとつを指導していただきました。参加者のみなさんは,構えからの正座の仕方,正座から座礼の仕方など,初めての経験に戸惑いながらも真剣に取り組んでいました。基本動作のひとつである「ヒリキノヨウセイイチ」が「臂力の養成1」だと気付き動作の意味を理解するには,まだまだ時間がかかりますが,ともかく真剣に土岐さんの動作を見て自分の体を動かしていました。

さぽうと21から大学までの往復は,社会学科の学生と社会学専攻の大学院生がボランティアで付き添ってくれました。片道30分のコミュニケーションですが,いろいろな話ができて,ボランティアにとっても貴重な体験だったようです。

(社会学部教授 浅川達人)

礼法
[礼法]
臂力の養成1

[臂力の養成1]