シンポジウム「『内なる国際化』を考える」が開催されました!

 シンポジウム「『内なる国際化』を考える」が10月17日(土曜)に開催されました。

 鈴木江理子さん(国士舘大学文学部教授)、長谷部美佳さん(東京外国語大学特任講師)、松野勝民さん(MICかながわ理事長・済生会神奈川県病院SW)の3人をシンポジウム報告者としてお迎えし、日本に住む外国に出自をもつ人たちの社会的状況や歴史的変遷、そしてそれぞれがご活躍されている具体的な現場の状況や支援ニーズなどについて、詳しく報告・解説いただきました。参加者はじっくりと時間をかけて日本社会が大きく転換しつつあることを学びました。ゲスト講師の皆様に心より感謝申し上げます。

 当初予定した教室を変更して大きな教室で開催しましたが、予想以上に多くの来場者で会場はほぼ満席状態になりました。本学の学生や教員だけでなく、関連分野で活躍する卒業生、他大学の研究者や大学院生、外部団体の方など多様な参加者に足を運んでいただきました。参加者の皆様、ありがとうございました。

 このシンポジウムは、教養教育センターとの共同で社会学部が展開する「『内なる国際化』に対応した人材の育成」プロジェクトの一環として開催しました。このシンポジウムの成果を足がかりとして、今後も学生の皆さんが「内なる国際化」について学び、支援実践に参加する機会を創出していくために、社会学部としても努力を積み上げたいと感じました。このプロジェクトの今後の展開にご期待ください。

(社会学部長・野沢慎司)

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