本プロジェクト協力「みなとTABUNKAシネ―トーク」上映会&グループトーク(11月18日・火曜日)のご案内

11月18日(火)、明治学院大学アートホールにて、港区国際交流協会主催・明治学院大学「内なる国際化プロジェクト・および心理学部教育発達学科協力による2025年度第4回「みなとTABUNKAシネトーク」が開催されます。

地域の多文化共生のための活動を行っている港区国際交流協会では、隔月1回、「みなとTABUNKAシネトーク」として、世界の多様な視点に触れる作品の鑑賞とグループトークを行っています。実施にあたっては、「内なる国際化プロジェクト」による多文化共生ファシリテーターのための実践科目である「多文化社会教育実習」(教育発達学科)を受講している学生がインターンとして企画・運営、広報を担当しています。

11月の上映作品は、パリの中学校を舞台に、異なる国籍・宗教・文化を持つ子どもたちと一人の教師の1年間を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』です。

音声はフランス語ですが、日本語と英語での字幕があります。
鑑賞後のグループトークも、日本語、英語で参加いただけます。

フランスにおける多文化共生の試みには、日本における「内なる国際化」を考え実践するための気づきが多くあります。ぜひご参加ください。

【日程】
 11月18日(火)18:15〜20:30(18:00開場)
【会場】
 明治学院大学 白金キャンパス アートホール
(東京都港区白金台1-2-37)
【参加費】
 一般:1,500円(当日券:1,800円)
 港区国際交流協会会員:800円(当日券:1,000円)
 U25(25歳以下):800円(当日券:1,000円)

<事前申込は上映前日 23:59まで(Peatixにて受付)>
お申込みはこちら
https://minatotabunkacinetalk-20251118.peatix.com

主催:港区国際交流協会 https://minato-intl-assn.gr.jp/
協力:明治学院大学 内なる国際化プロジェクト https://internal-i18n-meijigakuin.org/
明治学院大学心理学部 教育発達学科 https://psy.meijigakuin.ac.jp/#gsc.tab=0

【映画紹介】『バベルの学校』 2013年

『バベルの学校』は、国籍も宗教も家庭の背景も異なる子どもたちと、彼らを温かく導くひとりの教師の姿を追ったドキュメンタリー映画です。

アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11歳から15歳の子どもたちが、それぞれの事情を抱えてフランス・パリにやってきました。母国での困難から逃れてきた者、亡命を求めてきた者、より良い暮らしを目指して移住してきた者など、その背景はさまざまです。彼らはこれから1年間、パリ市内の中学校にある「適応クラス」でフランス語を学びながら、共に学び、生活を送ります。

24人の生徒に、20の国籍。それぞれ異なる言語や宗教、文化を持つ子どもたちが集まる教室は、まさに世界の縮図。言葉も文化も異なるなかで衝突が生まれることもあれば、涙する日もあります。言葉の壁、文化の違い、過去の傷――。さまざまな障害を乗り越えながら、子どもたちが互いを理解し、支え合い、友情を育んでいく姿は、私たちに未来への希望を示してくれます。

この作品は、そんな多様性のなかに生まれる出会いと成長の物語を、静かに、そして力強く描き出します。

映画『バベルの学校』
オフィシャルサイト:https://unitedpeople.jp/babel/

予告編(YouTube):https://youtu.be/yLiEpcnydBs
© pyramidefilms

【作品情報】
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
フランス/2013 年/フランス語/89 分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキュメンタリー
オフィシャルサイト https://unitedpeople.jp/babel/