「内なる国際化」プロジェクトの2018年度の事業成果をまとめた刊行物が出版されました。明治学院大学「『内なる国際化』に対応した人材の育成」プロジェクト編『多様な人の学びの保障―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2019年、¥1,000+税)です。
今回は、恒例となったシンポジウムの第4回「多様な人の学びの保障」の報告を中心とした内容になっています。多くの皆さんにお読みいただきたいです。(上の表紙画像をクリックしてAmazonのページへ!)
【目次】
はじめに 永野茂洋
第 1 部 プロジェクト報告
第 1 章 2018年度の活動報告 浅川達人
第 2 章 「内なる国際化」プロジェクト─外国につながる「大人」の学びを考える理由 長谷部美佳
第 2 部 シンポジウム報告
第 3 章 夜間中学と外国につながる生徒について 関本保孝
第 4 章 ふれあい館識字学級─大人の学びの場から多文化家族支援─ 原千代子
第 5 章 トークセッション「夜間中学について」 伊東クリスナ・長谷部美佳
第 6 章 パネルディスカッション「多様な人の学びの保障」 (パネリスト)関本保孝・原千代子・伊東クリスナ (進行)長谷部美佳
第 3 部 学びの場を求めて
第 7 章 故国からの脱出、キャンプでの舞踊との出会い、日本での学び:伊東クリスナさんとの対話 長谷部美佳・野沢慎司(編集)
あとがき 野沢慎司
この本は、『もうひとつのグローバリゼーション―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2016年)および『外国につながる子どもたちと教育―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2017年)、『多文化共生を学び合う 配慮と偏見のはざまで─「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2018年)の続編にあたります。これらもあわせてお読みいただけたら幸いです。