「内なる国際化」プロジェクトの2019年度の事業成果をまとめた刊行物が出版されました。明治学院大学「『内なる国際化』に対応した人材の育成」プロジェクト編『多文化共生社会で何を目指すのか―「内なる国際化」を持続可能な社会の観点から考える』(かんよう出版、2021年、¥1,100)です
今回は、恒例となった一連のシンポジウムのひと区切りとなる第5回シンポジウム「多文化共生社会で何を目指すのか ー「内なる国際化」を持続可能な社会の観点から考える」の報告を中心とした内容になっています。
多くの皆さんにお読みいただければ幸いです。(上の表紙画像をクリックしてAmazonのページへ!)
【目次】
はじめに 永野茂洋
第 1 部 プロジェクト報告
第 1 章 2019年度の活動報告 坂口緑
第 2 部 シンポジウム報告
第 2 章 大学が多文化共生するとき―浜松における静岡文化芸術大学の役割から考えること 池上重弘
第 3 章 トークセッション 「内なる国際化プロジェクト 学びの支援を振り返る」 矢崎理恵・野沢慎司・浅川達人
第 4 章 トークセッション 「内なる国際化プロジェクト」に参加して 安部汐音・村木優里・渡邊裕馬 聞き手:長谷部美佳
第 5 章 「多文化共生社会」から「持続可能な多文化共生社会」へ 高桑光徳
あとがき 坂口緑
この本は、『もうひとつのグローバリゼーション―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2016年)および『外国につながる子どもたちと教育―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2017年)、『多文化共生を学び合う 配慮と偏見のはざまで─「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2018年)、『多様な人の学びの保障―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2019年)の続編にあたります。これらもあわせてお読みいただけたら幸いです。