「内なる国際化」プロジェクトが2022年12月に開催したシンポジウムの成果をまとめた冊子が発行されました(このシンポジウムの関連記事はこちら)。明治学院大学「『内なる国際化』に対応した人材の育成」プロジェクト編『大学で〈内なる国際化〉を学ぶということ』(2023年3月発行、非売品)です。
学内外の関連各所に配布いたします。また、明治学院大学の図書館にもすでに配架されています。
多くの皆さんにお読みいただければ幸いです。
【目次】
はじめ………………………………………………………………………… 永野茂洋
第1 部 シンポジウム報告
第1 章 内なる国際化プロジェクトのこれまでとこれから…… 坂口 緑・野沢慎司
第2 章 夏の集中支援教室で出会い、学んだこと ボランティア実践指導
野老夏未・田邊文乃・金滉基・岡崎英寿・渡邊隆友/荻村哲朗
第3 章 大学で「内なる国際化」を学ぶということ
第1 節 研究と自治体職員の2 つの立場から
―具体的かつ現実的に考える…………………… 髙橋誠一
第2 節 多文化共生の実践活動と内なる国際化論…………… 山岸素子
第3 節 鼎談「大学で〈内なる国際化〉を学ぶということ」
……………………………………… 髙橋誠一・山岸素子・長谷部美佳
第4 章 学長プロジェクトを推進して
第1 節 内なる国際化プロジェクトを推進して……………………… 松原康雄
第2 節 内なる国際化プロジェクトに期待すること………………… 村田玲音
第2 部 卒業生の声
第1 章 駄菓子屋さんのようにふらっと立ち寄れる学びの場を作りたい
…………………………………………………………… 矢代萌香
第2 章 淡路島というフィールドで多文化共生をファシリテートする
…………………………………………………………… 本間優子
第3 章 児童相談所で出会う外国ルーツを持つ子どもたちと家族
…………………………………………………………… 広瀬正太
あとがき………………………………………………………………………… 坂口 緑
本プロジェクトでは、これまでに事業の成果を下記の一連の書籍(ブックレット1~5のシリーズ)として出版してきました。下記の書籍はAmazonでもご購入いただけます。明治学院大学の図書館にも所蔵されています。これらもあわせてお読みいただけたら幸いです。
・『もうひとつのグローバリゼーション―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2016年)
・『外国につながる子どもたちと教育―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2017年)
・『多文化共生を学び合う 配慮と偏見のはざまで─「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2018年)
・『多様な人の学びの保障―「内なる国際化」に対応した人材の育成』(かんよう出版、2019年)
・『多文化共生社会で何を目指すのか―「内なる国際化」を持続可能な社会の観点から考える』(かんよう出版、2021年)